畑と英語のアフタースクール
New Earth KIDS ASHIYA
代表あいさつ
「食べ物はどこからやってくるの?」「どうやって育つの?」
都市に暮らす人が増えるにつれて、自然と暮らしの関係が切り離されてしまい
食べ物はスーパーマーケットで買うのが常識になってしまいました。
「食べる」ことは誰にとっても身近な毎日の行為であり、
一番身近な自然とのコンタクトとも言えます。
「食べ物がどこからやってくるのか」を知ることは
自然と私たちの暮らしつなぎ直すことの第一歩。
殊にこの未曾有のコロナ禍の状況を地球規模で経験している今、
安心安全な食へのアクセス、食農を通した教育の重要性は以前にも増して
注目されています。
NewEarthKIDSでは、敷地内の畑のスペースを最大限に活かした
”エディブル・エデュケーション”=菜園教育を通して、
自然や食べ物と自分との素敵なつながりに気づくこと、
また暮らしにつながった普段着の英語コミュニケーションにも
親しんでいきます。
お子様をお預かりしている時間の中で、
畑やキッチンでの食育プログラムや、バイリンガルやネイティブ講師による
英語コミュニケーションのカリキュラムが毎日実施される、今までにはなかった
タイプのプログラム付きの民間学童保育です。
自分たちの畑でタネから野菜を育て、収穫・調理して一緒に食べる
つながりのある体験と、既存の教科科目との学びの目的を融合させながら、
生態系のつながりや持続可能な暮らし方を理解する機会を創造する教育モデルは
”エディブル・エデュケーション”と呼ばれ、北米やヨーロッパを筆頭に
世界各地で注目を集めています。
小さな子供のうちから教われば、畑も英語もとても簡単です。
子供たちは一緒に食べること、料理することが大好きですし、
よりたくさんの人に思いを伝えられる英語と言う新しいコミュニケーションの手段にも
大好きな事を通してだったら、自発的にトライしたい気持ちが生まれます。
何に一番関心を持つのかは、子供一人一人全然違います。
例えば、
植物の成長の過程に興味を持つ子(=生物)
料理することがとにかく好きな子(=家庭科)
野菜やお花の絵を描くのが好きな子(=アート)
など、同じ時間を畑で過ごしていても心が惹かれる要素が全く違うのです。
小さく芽生えたこの関心の灯火(=passion)に気づいて
自発的に展開できるような学びの促進を援助する”ファシリテーター”であることが
私たちの役割だと考えています。
興味のあることを誰かに"伝えたい"気持ちから始まる自発的な学びは本当に楽しい。
没頭しすぎて食べることも忘れていたり、気付いたら夜になっていた、
そんな経験が誰にもあるはずです。
超少人数制だからこそ、一人一人の個性や関心に寄り添って
それぞれの異なる“知りたい”を満たす、自発的な学びの楽しさへと
導くことを理念としています。
New Earth KIDSでの学びは、マルチダイレクション。
畑も英語も、一方的に一つの答えや学び方を指導するスタイルではなく
その瞬間にスパークするそれぞれのフィーリングや関心、多様な捉え方を
大切にしています。
自分らしさを手放すことなく、自然や自分とは違う考えと共生しながら
自分自身の答えを見つける楽しみに出会った子供たちは
やがてコミュニティを発展させる頼もしい原動力となることでしょう。
Grow your food
Grow your passion
Grow your community
これからの社会(地球)をクリエイトしていく子供達との
出会いを楽しみにしています。
代表 辻かおり
New Earth KIDS 合同会社
<辻かおり プロフィール>
自らの不調を食べ物で癒した経験がきっかけとなり、ヒトと食・農・自然とのつながりを探求。食/農/アートのエッセンスを用いつつ、自然とヒトの健やかなつながりを提案する体験型ワークショップを国内外で多数企画・開催、プロデューサー/講師として携わる。欧米でのエディブルエデュケーションを牽引しているアリス・ウォータースさんがオーナーのカリフォルニア州のオーガニックレストランの草分け「シェパニース」でもインターンを経験。世界の持続可能なコミュニティを巡る旅の中で出会った、地域に根ざしたプロジェクトベースの教育システムのあり方に特に感銘を受ける。
1972年生まれ。兵庫県立神戸商科大学商経学部(現:兵庫県立大学経営学部)卒。New Earth KIDS 代表 / Art of Living LLC. 代表 / 食育コンサルタント / モンテッソーリトレーナー / NPO法人タッチインピース理事/映画「final straw」共同プロデューサー / 通訳・翻訳家 / タッチケアセラピスト / 魂養料理研究家 / 沖縄・球美の里 元副事務局長(福島の子供達の保養施設)